平米数の計算の仕方を理解しよう
間取り図の見方も、これで最後です。平米数の見方と計算の仕方です。平米数と言われても、なんの事か分かりませんよね?
この部屋は『 17平米 』ですと言われても、なにそれ? 何畳なの?
広いの? さっぱり感覚がつかめないと思います。
そこで、徹底的に解説します。
平米数とはなんでしょう?
首都圏不動産公正取引協議会の、不動産広告ルールで
1畳=1.62平米(u)と決められていています。
これが分かれば、さっきの17平米が何畳なのか分かります。何畳かということが分かれば、広さって想像出来ますよね?
実際に計算して見ましょう。
17÷1.62=約10.5 部屋全体で10.5畳という事になります。
ここで気を付けてほしいのは、10.5畳にキッチン、収納、お風呂、トイレも全部含んでいるという事です。部屋が6畳あるとすれば、残りの4.5畳の中にキッチン、収納、お風呂、トイレが詰まってるってわけです。
部屋の広さが同じでも、平米数が違うのはキッチンや、お風呂の広さ、収納の大きさが違うんです。だからこそ「部屋の広さは、平米数で見ろ」なんて言われているんです。
平米数の表示がなかったらどうするの?
表示がなかったら、自分で計算しちゃいましょう。
求める式は『 全体の畳数÷2×3.3=平米数 』
全体の畳数は、下のもを全部足したものです。
■部屋の畳数
■風呂・トイレ(一緒のものであれば、約1.5畳、別なら約2畳)
■収納 (1間『雑誌・ネットでは大体長方形サイズのもの』
なら1畳、半間『正方形サイズのもの』なら0.5畳)
■キッチン (表示がなければ、1.5〜2.5畳位にしておきましょう)
■玄関 (ほとんど無視しても構わないと思います)
※平米数の計算には、ベランダやバルコニーは含まれていません。
これで、部屋全体の広さのイメージが湧くようになると思います。間取り図で広さを見るときは、平米数を意識しましょう。
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